蓼科山
  関係市町村のホームページから、下記の情報を見ることができる。
立科町役場
信州たてしな観光協会
The Japan Alps

アクセス・交通,
宿泊1, キャンプ場
温泉
登山コース1,
 


アクセスと山麓の宿

車:中央自動車道を諏訪ICで降り、大門街道(152号線)から芹ヶ沢に出る。そこから大門峠を越えて、白樺高原に下る。白樺湖の信号を直進すると、立科町の蓼科牧場信号に出る。蓼科山方面に向けて上ると、御泉水自然園に出る。登山口を越えた所にある駐車場に車を泊める。
電車・バス:
JR佐久平駅から千曲バスに乗って、あるいはJR茅野駅から諏訪バスに乗って、蓼科牧場に着く。タクシーで七合目登山口に着く。諏訪バスは蓼科山登山口まで、周遊している。
山麓の宿:
女神湖の近くにある立科白樺高原ユースホステルを勧める。宿泊者用に、東京から格安の長距離バスが出ている。


登山地図と登山コース

登山地図     GPC軌跡   鳥瞰図(カシミール3D)  高低図   
 旧火山口に新火山が噴出してせり上がってできた二重式火山である。諏訪側から望むと美しい円錐形に見えるが、上部は噴出した岩が累々と重なる。北側の御泉水自然園にある七合目登山口からと、南側の蓼科山登山口から登るのが代表的である。

 マイカーの時は、七合目登山口から山頂を往復するのが最短である。公共交通機関利用の時には、蓼科牧場からゴンドラを使って御泉水自然園まで上がり、七合目登山口から山頂を経由して、蓼科山登山口に下るコースを勧める。


登山ガイド

アクセスと山麓の宿
 中央高速道を諏訪ICで下り、大門街道(152号線)から芹ヶ沢に出る。そこから、大門峠を越えて、立科町の蓼科牧場信号に出る。蓼科山方面に向けて上ると、御泉水自然園に出る。登山口を越えた所にある駐車場に車を泊める。

2009年9月12日 風雨

七合目登山口(12:55)――→将軍平(14:05)――→蓼科山頂ヒュッテ――→

蓼科山(
14:35,14:40 )――→蓼科山頂ヒュッテ――→将軍平(15:00)―→

七合目登山口(
15:55
                                  

 七合目登山口の駐車場に車を置いて、12時55分に登り始める。今日は登りから下りまで雨の一日である。風は吹いているが、針葉樹林帯の中を登るので風はほとんど当たらない。始めは緩い登りで馬返し道標から、天狗の露地のガレ場に出る。将軍平への矢印があるところから、岩場の道になる。蓼科山荘の15分手前からは、岩が露出した急登になり、所々に鎖がかかっている。濡れた岩に滑らないように注意しながら登りきると、視界が開けた将軍平に出る。傍らには蓼科山荘が建っている。

 将軍平からは登山路の状況が一変して、大きな火山岩が堆積した露岩帯を登る。黄色の矢印が上に向かってついているので、それをはずさないように注意する。火山岩なので、滑る危険が少なくて安心である。急な岩場を過ぎると傾斜がゆるやかになって、正面に蓼科山頂ヒュッテが霧雨の中から現れる。

 ヒュッテの前から山頂に向かうが、風雨が激しくなってきた。山頂は広々として、火山岩が堆積している。その中央に蓼科神社奥宮がかすんで見える。最高点は溶岩台地の南側にあり、木柱が立っている。

 頂上で写真を撮ってから、休憩なしで来た道を七合目まで戻る。途中の登山道は小川に化し、靴の中まで雨がしみこんできた。将軍平下の鎖場の岩は滑るし、やっと駐車場に戻った。

 女神湖畔にある立科白樺高原ユースホステルで泊まった。ここは天井が吹き抜けで、広いロビーがある。鶴岡ユースホステルと設計者が同じだそうである。4人用の1号室を一人で使用できた。清潔な風呂も備えられ、食事にも満足した。


蓼科山頂ヒュッテ

山頂

立科白樺高原ユースホステル

七合目登山口

岩場の急坂

蓼科山荘
   
火山岩が堆積した露岩帯