恵那山
  関係市町村のホームページから、下記の情報を見ることができる。
中津川市観光課
恵那山ねっと
The Japan Alps

 アクセス1,
 山小屋
 登山情報登山コース1
 

アクセスと山麓の宿

車:中央自動車道の恵那ICを降りて、国道19号線(中仙道)を右折する。市役所付近で右折して、国道363号線を進む。川上で左折して、恵那山ウエストン公園前を過ぎて黒井沢林道に入る。川上から悪路を10km位走ると、黒井沢登山口に着く。この林道は土砂崩れのために通行止めになることが多いので、阿智村役場(Tel: 0265-43-2220)に事前に問い合わせること。
電車・バス:
交通の便が悪い。中津川市からタクシーを利用する。
山麓の宿:
国民宿舎恵那山荘がある。国道363号線に出るには山道を越えるか、中津川市内を経由する。


登山地図と登山コース

 登山地図    GPC軌跡   鳥瞰図(カシミール3D, 下図)    高低図  
 恵那山は中央アルプス南端の山で、山容が大きい。黒井沢、神坂峠および広河原の登山口からのルートがある。

 黒井沢コースは登山口までが悪路(平成23年は通年不通)、水場と避難小屋のあるファミリーコースだが展望がない。神坂峠コースは展望が良いが、水場と避難小屋のないアップダウンの健脚コース、広河原登山口コースは近年(2001年)に開かれた最短コースで展望があり歩きやすいが、アクセス道路が不通になることが多く、増水時には谷川を渡渉できない。

 いずれのコースについても、事前に中津川市役所や阿智村役場に道路情報を確かめることが必要である。
 


登山ガイド

アクセスと山麓の宿
 中央自動車道の恵那ICを下りてから、中津川、川上、黒井沢林道経由で黒井沢登山口にやっと着く。黒井沢林道は台風後ということもあって、小石や小枝が路上に散乱している。この中津川上流に注ぐ黒井沢までの林道は、集中豪雨による土砂崩壊のために長い間進入禁止であったが、2004年秋に回復した。
 山肌を削った一車線の林道は、穴ぼこだらけの悪路の上に右側は深い谷川である。途中の中間部分は未舗装であり、怖いのはガードレールが切れたところも多いことである。穴ぼこをよける時に、車を山側の岩に擦らないないように、川側のガードレールにぶつけないように慎重に進む。黒井沢登山口は広場になっており、営林署の車2台と1台の車が停まっている。

2009年10月13日 晴時々曇
黒井沢登山口(
9:30)――→黒井沢休憩所(10:00)――→野熊ノ池

11:15,11:25)――→ 1992m地点(12:05)――→ 恵那山山頂小屋

13:15 )――→恵那山(奥宮)(13:25,13:45)――→恵那山山頂小屋

13:52)――→1992m地点(14:35)――→野熊ノ池(15:05,15:10

――→黒井沢休憩所(
16:05 )――→黒井沢登山口(16:35
                             

 黒井沢登山口に車を泊める。登山口から頑丈なガードレールの横から林道に入り、コンクリート橋を渡って右岸に渡る。登山口の道標のある場所から登山道になる。黒井沢を木橋で渡って、小さな沢を何度か渡って進むと、木々に囲まれた台地に立つ黒井沢休憩所に出る。古いトタンの無人の避難小屋が立っている。

 山道をジグザグに登ると、避難小屋と野熊ノ池の表示がでるが、どちらを通っても野熊ノ池のほとりに出る。池というより倒木が沈んだ沼であるが、周りには紅葉がまだ残っている。ほとりのベンチで休憩する。

 カラマツ林の黄葉が残る斜面を登ると、稜線にでる。1992m地点から下り始めで恵那山が見えるが、山頂はずっと先である。鞍部から尾根を60m登ってから、左に曲がって恵那山の南斜面を進むようになる。地図をよく見ると、この左折点から尾根をさらに60m登ると、広河原コースに合流する。この間を開通させれば、登山路の短縮はもちろん、広河原コースへ周遊する気分にもなる。左折点から恵那山山頂小屋の下までは、苔むした岩がゴロゴロし、木の根が張る滑り易いいやな道である。注意しながら登りきったところで、右に回り込んでなおもいやな道を進む。水場を過ぎてしばらく歩くと、右に恵那山頂に通じる道にショートカットする直登路があるので、それを登ってもよい。直登路をやり過ごして直進すると、間もなく恵那山山頂小屋(避難小屋)のある広場に出る。

 広場から来た道の上部を戻るようにして小尾根を越えると、恵那山奥の宮の横を通って山頂広場に出る。灌木に囲まれて眺望はきかない。広場にはやぐらが建っているが、その上に登ってみても眺望がきくわけではない。








恵那山小屋
 
山頂のやぐら
 
 
黒井沢登山口
 
黒井沢休憩所
 
野熊ノ池
 
1992m点の下りから見る恵那山の遠望

歩きにくい道の始まり