鳥海山 |
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関係市町村のホームページから、下記の情報を見ることができる。 ・遊佐町役場 ・遊佐町海観光協会 ・鳥海国定公園協議会
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アクセスと山麓の宿
車:東北自動車道の村田JCTから山形自動車道に入り、月山ICで降りる。月山道路を通って、湯殿山ICから山形自動車道に入り、酒田みなとICで降りる。国道7号線と鳥海ブルーラインを通って鉾立駐車場に着く。 電車・バス:JR酒田駅から鉾立行のバスが運行されている。 山麓の宿:山麓の公共の宿としては国民宿舎大平山荘と休養宿泊施設鳥海荘、山小屋としては御浜小屋と御室小屋がある。その他、鉾立駐車場には、素泊まりの国民保養センター稲倉山荘、鉾立山荘およびTDK保養所「東雲荘」がある。 |
登山地図と登山コース
登山地図 | GPC軌跡 | 鳥瞰図(カシミール3D) | 高低図 |
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登山ガイド
アクセスと山麓の宿 鉾立駐車場に車を置き、鉾立から登り始める。始めはコンクリートの階段を登り、展望台を過ぎたあたりから登山道になって行く。石畳の道をゆっくり登っていく。7月も早いと賽の河原の手前から登山道には雪渓が残っているが、8月の終わりには融けている。笹の中につけられた尾根道を登って行く。右から大平コースの道を合わせたところで、御浜小屋(おはまごや)の前に出る。尾根上は風が強い。眼下には鳥海湖の青い湖面が望める。8月の終わりになっても湖面の周りを雪渓が取り囲み、尾根の下まで雪渓が続いている。雪が融けた尾根上には、所々に高山植物が咲き始めている。ここで休憩する。 分岐点から左の千蛇谷に50m下る。もろい岩場にかかるはしごを下りて谷底に立つと風景が一変する。外輪山内部の荒々しい岩場を右に見ながら雪渓に降り立つ。尾根上で吹いていた風がいくらかおさまってきた。雪渓に立てられている竹ざおにガイドされて対岸に渡る。霧で視界が悪い時には、迷いやすいところである。これからの急登に備えて、草つきで休憩する。潅木帯と草原につけられた道を登って行く。ふくらヨリ八里の標識を過ぎ、岩場につけられた急坂をジグザグに登れば、大物忌神社に到着する。鳥居をくぐると御室小屋がある。 小屋の横を通って、岩に付けられたペンキ印を追いながら新山へと向かう。巨岩が重なり合った険しい道であるが、岩は安定していて登りやすい。巨岩の間をくぐり抜ければ、30分で狭い新山の頂上に着く。外輪山の内側が吹き飛んだ荒々しい赤褐色の壁が見渡せる。奥羽山脈がかすんで見えるが、特定できない。巨岩の下りは、矢印を見落とさないように慎重に下る。御室小屋の前で休憩する。地元の中学生でにぎわっている。 下りは来た道を引き返す。雪渓を渡る手前で、岩に腰掛け昼食を食べて休憩する。あたりには高山植物が咲いている。雪渓を渡って、七五三掛から御浜小屋に着く。鳥海湖へ少し下ってみたが、鳥海山の頂上は霧に隠れて見えない。後は、御浜小屋から一気に鉾立まで戻る。 |
![]() 鳥海湖 |
![]() 千蛇谷 |
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![]() 神社と御室小屋 |
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![]() 頂上 |
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![]() 外輪山 |