早池峰 |
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関係市町村のホームページから、下記の登山情報を見ることができる。 ・花巻観光協会 ・花巻市役所
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アクセスと山麓の宿
車:東北自動車道に乗り、花巻Jctから釜石自動車道に入り東和ICで下りる。43号線と25号線を通って、大迫町岳集落から河原ノ坊駐車場に着く。岳集落に前泊する場合には、翌朝、30分ごとに季節運行されているシャトルバスに乗って、河原ノ坊や小田越まで行く。 電車・バス:東北新幹線の新花巻駅で降り、岩手県交通早池峰登山バスで、河原の坊バス停あるいは小田越に着く。1日2便、6月上旬から9月上旬の土曜、日曜、祝日のみ運行される。岳集落に宿泊する場合には、翌朝、30分ごとに季節運行されているシャトルバスに乗って河原ノ坊や小田越まで行く。右上のホームページをご覧ください。 山麓の宿:岳集落にある3軒の民宿に前泊するか、河原ノ坊の1q手前にあるうすゆき山荘(自炊)に前泊する。河原ノ坊にはキャンプ場がある。車中泊している人が多い。 |
登山地図と登山コース
登山地図 | GPC軌跡 | 鳥瞰図(カシミール3D) | 高低図 |
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登山ガイド
アクセスと山麓の宿 富山ICから北陸自動車道に乗り、新潟Jctから磐越自動車道に入る。郡山Jctから東北自動車道に乗り、花巻Jctから釜石自動車道に入り東和ICで下りる。43号線と25号線を通って大迫町から河原ノ坊駐車場に着く。 駐車場は舗装されて全部で三段になっている。上段には水洗トイレ、下段には炊事棟がある。夕方から小雨が降ってきたので河原ノ坊の草地のテント場を避けて、駐車場にテントを張り寝る。翌朝起きると駐車場には17台の車がいたが、ほとんどの人は車中泊をしたようである。 2010年8月1日 強風雨 小田越(6:30)――→五合目(8:00)――→八合目(8:45)――→早池峰 (9:10,9:30)――→頭垢離(10:50,10:55)――→河原ノ坊(12:05) 駐車場から登った所にある河原ノ坊バス停から、バスに乗って小田越に着く。朝に岳集落を出発して、河原ノ坊経由で小田越に行くバスが30分毎に出ている。 小田越バス停前のテントで携帯トイレ袋を購入する。意気投合した30代の青年と下山まで同行する。二つの大石の間を通って木道が敷かれた樹林帯に入る。樹林帯を抜けると一合目の御門口に出る。早池峰は東北には珍しい非火山性の山で、登山靴で磨きこまれて青黒く光る蛇紋岩を踏みしめながら傾斜の増した登山道を登って行く。登るにつれて風が強くなり雨が混じりだした。体が吹き飛ばされないように、時に体をかがめる。登山を諦めて下山してくる中高年の数グループに出会う。 猛烈な風で体が吹き飛ばされそうである。道を左にとり木道を歩き、避難小屋の横を通過して山頂に出る。山頂一帯は大岩が積み重なり、早池峰神社奥宮が祀られている。鳥居の下で風を避けて休憩する。7月の終わりになると、ハヤチネウスユキソウが九合目あたりに見えるそうであるが、悪天候のために探すどころではない。ハヤチネウスユキソウの写真は、花巻市役所のホームページから転載した。 神社の横から河原ノ坊へ向けて下りる。下り口は猛烈な向かい風で体が吹き飛ばされそうになるが、下りるに従って幾分風が弱まり、霧も時々晴れてくる。急斜面を一気に下るが、浮石や転がりやすい小石が多いので、注意をする。千丈ヶ岩、打石という大岩を過ぎて、滑り易い石ころに覆われた急下降の道が延々と続く。ところどころに咲いている花が、気分を和ませてくれる。御座走りの急坂から沢に降り立つと、頭垢離(こうべごり)に出る。ここは登拝の際に、最後に水垢離を取った場所と言われている。 ここからはコメガモリ沢に沿って、始めは左岸、右岸、左岸と飛び石伝いに数回渡り返す。蛇紋岩の石はよく踏まれて丸みを帯び、滑りやすい。最後に左岸に渡ると、右手に砂防用堰堤が現れる。コメガモリ沢を離れて小田越から来る沢を渡ると、河原ノ坊に出る。 |
![]() 小田越登山口 |
![]() ハヤチネウスユキソウ(花巻市役所) |
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![]() 天狗の滑り台 |
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![]() 山頂 |
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![]() 河原坊登山口 |