八甲田山 |
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関係市町村のホームページから、下記の登山情報を見ることができる。 ・青森市観光課 ・十和田市観光推進課 ・ 八甲田ロープウエー
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アクセスと山麓の宿
車:東北自動車道の黒石ICで降りる。国道102号線と394号線から城ヶ倉に出て、103号線から八甲田ロープウエー山麓駐車場に着く。 電車・バス:青森駅からJRバスに乗って、酸ヶ湯温泉を経由して八甲田ロープウエー駅前で降りる。 山麓の宿:八甲田ロープウエー山麓には、八甲田山荘、八甲田ホテルと八甲田リゾートホテルがある。 |
登山地図と登山コース
登山地図 | GPS軌跡 | 鳥瞰図(カシミール3D) |
高低図 |
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登山ガイド
アクセス 八幡平から十和田湖を経由して、102号線、103号線で酸ヶ湯温泉を経由して八甲田山荘に泊まる。 2010年7月22日 曇り時々霧 八甲田山頂公園駅(9:35)――→宮様コース分岐(10:05)――→赤倉岳 (11:00)――大岳避難小屋(11:20,11:35)――→八甲田山(大岳) (11:56,12:15)――→大岳避難小屋(12:27,13:00)――→上毛無岱 (13:30)――→ 城ヶ倉分岐(14:55)――→酸ヶ湯温泉バス停(15:15) 今日は曇りで天候はもう一つである。八甲田ロープウェーに乗り、山頂公園駅に着く。道が正面と左手に延びているが、正面の道を進む。間もなく左の道が交差するが、そのまま直進すると三山展望所がある。田茂やち湿原にある池塘越しに、左から赤倉岳、井戸岳と大岳が並んで見える。木道を進むと宮様分岐に出て、右手から宮様コースが合流している。分岐を直進してオオシラビソの樹林帯を抜けると、両側はハイマツ帯に変わる。 目の前の急坂を、休憩を入れながら1521m地点まで登る。赤倉岳の火口縁に沿ってゆるく登ると、赤倉岳に着く。尾根続きの道を進むと、右下の噴火口越しに井戸岳の岩場が見える。井戸岳の山頂は植生保護のため立ち入り禁止になっている。火口縁を3分の1周してから、丸太が階段状に敷かれた火山礫の道を下っていくと、大岳避難小屋に着く。ザックが大きくないので、そのまま担いで大岳に向けて登る。時折頂上が見えても、頂上を霧が通り過ぎることが多く、頂上がなかなかくっきり見えない。 オオシラビソの間に通じる細い道を抜けると、火山礫で荒れた道になる。急坂をぐんぐん登っていくと、傾斜が緩み広い大岳の山頂に達する。山頂一帯は植生保護のために柵で囲まれている。北にはたどってきた登山路の上に井戸岳や赤倉岳が望まれる。南東には子岳と見事な円錐形をした高田大岳が見え、南には南八甲田の山並みがつながっている。視界がよければ、西に岩木山が望まれるはずである。休憩後、登ってきた道を引き返して、大岳避難小屋に戻る。風が吹いて寒いので、大岳避難小屋の中でゆっくり昼食をとる。 休憩後、小屋を出発する。西に向けて火山礫の道を進むとすぐオオシラビソの樹林帯に入り、視界のない急坂を下る。樹林帯を抜けると湿原に入り、さらに樹林帯を抜けると上毛無岱に出て、右から宮様コースが合流する。木道を少し下ると、湿原には黄色い花をつけたキンコウカが今盛りと群生している。キンコウカの咲く斜面をいれて大岳を写真に撮ろうとするが、頂上の雲は待っても取れない。 少し先に上毛無岱・下毛無岱を分ける木段がかかっている。ここは「錦繍の屏風」と言われる断崖にかかっており、木段上部から見下ろす湿地帯に沼が点在する眺めもなかなか良い。下毛無岱展望所でゆっくり休憩する。秋には「錦繍の屏風」と草紅葉の紅葉を眺めるために、酸ヶ湯温泉から訪れる人で賑わうところである。今の時期は一面にキンコウカが咲き乱れ、ワタスゲと咲き終わったキンポウゲも見られる。 木道が大きく左(南)にゆるく曲がると、毛無岱の展望が終わり樹林帯に入る。城ヶ倉分岐を右に見てさらに真っ直ぐ進むと、眼下に酸ヶ湯温泉が見えてくる。滑りやすい湯坂の急坂を下りると、酸ヶ湯温泉の広場に出る。せっかくここまできたのだから、酸ヶ湯のヒバ千人風呂で汗を流す。おおらかな混浴風景には驚かされるだろう。温泉の酸性度が高いので、打たせ湯のしぶきが目に入ると、ピリピリする。 |
![]() 八甲田山ロープウエー駅 |
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![]() 避難小屋から望む大岳 |
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![]() 山頂 |
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![]() 酸ヶ湯温泉 |