朝日岳
          関係市町村のホームページから、下記の情報を見ることができる。
山形県大江町
山形県朝日連峰観光協会
NPO法人飯豊朝日を愛する会  

アクセス:,
宿泊・温泉
山小屋
登山情報:,  登山コース,          


アクセスと山麓の宿

車:東北自動車道の村田JCTから山形自動車道に入り、寒河江ICで降りる。まず、JR左沢線の左沢(あてざわ)駅に着く。駅を後ろにして200m南にある信号を右(西)に曲がり、後は道なりに進む。途中の分岐を左の新道にとり、細い道をくねくねと登るとT字路に出る。左折してすぐ大井沢トンネルを抜けてから、下った所にある古寺の道標に従って左折する。地蔵峠で右折し、県営サクラマスふ化場で看板に従って右折する。細い道を直進すると、古寺鉱泉駐車場に着く。詳細は、上部にあるアクセスをご覧ください。
電車・バス:
JR左沢駅から、タクシーに乗る。
山麓の宿:
登山口に古寺鉱泉朝陽館がある。


登山地図と登山コース

 山と渓谷, 大江山岳会   長 谷 川
 登山地図(山と渓谷) 
  GPC軌跡
 鳥瞰図(カシミール3D)    高低図
 登山コース:, (大江山岳会)      
 朝日鉱泉あるいは古寺鉱泉から登るルートがある。朝日鉱泉からは鳥原山経由、中ツル尾根コースと御影森山経由がある。また、古寺鉱泉からは古寺山コースがある。

 日帰りで往復するならば、中ツル尾根コースあるいは古寺山コースを使うが、健脚向きである。古寺鉱泉と朝日鉱泉を結ぶ1泊2日のプランを勧める。その際は、@古寺山コースを登って大朝日小屋で一泊して、中ツル尾根コースあるいは御影森山経由で下山する。A鳥原山経由で登って大朝日小屋で一泊して、古寺山コースを下る。
 
 マイカーできている場合には、古寺山コースを往復するか、鳥原山経由で登って中ツル尾根コースあるいは御影森山経由で下山することになる。
 


登山ガイド

アクセス・山麓の宿
 
飯豊山の山麓にある白川温泉ホテルフォレストいいでを朝に出発して、113号と287号線を使って大江町に出る。左沢駅、大井沢トンネル、古寺、地蔵寺峠、サクラマスふ化場を経て、古寺鉱泉駐車場に車をおく。歩いて10分の川のほとりにある朝陽館に宿泊する。

2009年8月19日 曇り時々霧
古寺鉱泉(
5:00)――→ハナヌキ峰分岐(6:35)――→古寺山(7:40,7:45

――→熊越鞍部
(8:30)――→大朝日小屋(9:45,9:55)――→大朝日岳

10:07,10:20)――→大朝日小屋(10:30,10:55)――→熊越鞍部(11:50

――→古寺山(
12:30)――→ハナヌキ峰分岐(13:23)――→古寺鉱泉

14:38
                  

 
5時に朝陽館を出発する。朝陽館の裏手にあるブナ林の急斜面をジグザグに登り、尾根上に出る。ブナ林に囲まれた比較的緩やかな尾根道を登り、ハナヌキ峰の南面を巻くようになると一服清水に着く。歩道から5m左にパイプから流れ出ている湧水を飲み休憩する。

 水場を後にすると、すぐにハナヌキ峰分岐に着く。それを素通りしてブナ林の急斜面を頑張って登っていくと、まもなく着く三沢清水で休憩する。ホースで引かれている湧水はおいしい。急斜面の道を登り続けると古寺山に着く。左から、小朝日岳、大朝日岳、似東岳に続く朝日連峰の稜線を見渡すことができる。

 古寺山からいったん下って登り返すと、小朝日岳の手前で道が分岐する。小朝日岳からの視界は良いが、日帰り往復する時には右の巻き道を通って近道をしよう。熊越鞍部で左から来る鳥原山からの道と合流する。鞍部から急斜面を登り返すと、緩やかな稜線の道となる。ニッコウキスゲなどが咲き、両側は植生保護されている。間もなく出る銀玉水の名水はおいしい。ここで、水を補給しよう。

 木段の敷かれた急斜面を登ると、まもなく大朝日小屋に着く。小屋の周りには高山植物が群生している。15分歩くと大朝日岳の頂上に着く。時々霧が流れてきて、山頂や稜線を隠してしまう。北西には似東岳へと続く朝日連峰の稜線が望めるが、遠景はかすんでよく見えない。

 帰路は来た道を引き返す。朝陽館に14時25分に着く。昼食と休憩を入れて9時間30分かかったことになる。
     







古寺鉱泉朝陽館

古寺山頂上から望む大朝日岳

大朝日小屋への登り

大朝日小屋

山頂