会津駒ヶ岳 |
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関係市町村のホームページから、下記の情報を見ることができる。 ・尾瀬桧枝岐温泉観光協会 ・檜枝岐村商工会 ・日本アルプス登山ルートガイド ・山と渓谷オンライン
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アクセスと山麓の宿
車:東北自動車道を西那須野塩原ICで降りて、国道400号線の塩原温泉口から121号線に入る。会津高原方面の標識に従って、左折して352号線に入る。尾瀬・桧枝岐の標識に従って、左折する。檜枝岐村に入り、小さな見通橋を渡った右側に駒ヶ岳登山口がある。林道を登っていくと、滝沢登山口の手前に駐車場が数段にわたってある。 電車・バス:磐越西線の会津若松駅で降り、会津線に乗り換える。会津高原尾瀬口駅で下車して、沼山峠行きの会津バスに乗って駒ヶ岳登山口のバス停で降りる。 山麓の宿:山麓には檜枝岐温泉があり、温泉旅館と民宿がそろっている。また、駒ヶ岳登山口とキリンテ登山口には、キャンプ場がある。檜枝岐温泉には、アルザ尾瀬の郷を始め、駒の湯と燧の湯の温泉施設、3か所の公衆浴場があるので、下山後に汗を流すことができる。 |
登山地図と登山コース
山と渓谷など | 長 谷 川 | ||
登山地図 |
GPC軌跡 | 鳥瞰図(カシミール3D) | 高低図 |
登山コース:1, 2, 3 |
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登山ガイド
アクセスと山麓の宿 岩手網張温泉から盛岡ICで東北自動車道に乗る。郡山Jctから磐越自動車道に入り、会津若松ICで下りる。尾瀬・桧枝岐方面に向かい、駒ヶ岳登山口800m手前にある見通りオートキャンプ場にテントを張る。キャンプ場は道路に面した樹林間にあり、下は砂地である。炊事場とトイレ(一つは洋式)に食事用のテーブルとベンチが備えられている。大学生のグループなどで活気がある。ハヤシライスと買ってきたお惣菜で夕食を食べる。 2010年8月4日 滝沢登山口(6:40)――→水場(7:55,8:10)――→展望台(9:10,9:20) ――→駒の池(9:35,9:40)――→会津駒ヶ岳(10:00,10:20)―→駒の池 (10:35,11:15)――→水場(12:05)――→滝沢登山口(13:00) 岩手山、早池峰と続けて濃霧と強風にあったが、今日はやっと晴れた。檜枝岐方面に800m進み滝沢橋を渡り、駒ヶ岳登山口の標識から右側の林道を登っていく。滝沢登山口の一つ手前にある広くなった路肩の駐車場に車を停める。夏シーズンにはすぐ満車になるので、順番に下の路肩へと車を停めることになる。 滝沢登山口を出発する。手すりのついたまっすぐな木段を登り、ミズナラ次いでブナの大木が生える尾根を急登する。登山道沿いの半分以上のブナの幹に、人名などの落書きが刻まれているのは非常に残念である。樹林で日差しは遮られるが風が通らないので、汗をかきながら570mの標高差を一気に登りきると、ベンチが置かれた水場がある休憩地に出る。左に数分下ると冷たい清水がパイプの先から出ているので、ペットボトルに詰める。 ブナからオオシラビソに変わった樹林帯の中を登ると、1970m地点でやっと視界が開かれて木道が表れる。明るく開けた傾斜湿原を行くと、間もなくベンチの置かれた1990mの展望台に出る。このあたりから高山植物が見られる。右手には緩やかな山頂を持つ会津駒ヶ岳が見え、右に尾根がゆったりと延びている。傾斜湿原の中を一直線に伸びる木段を登りきると、平坦な駒の池に着く。その高台に駒の小屋が建っている。素泊りだけの小屋だが、売店ではインスタント食品や飲み物を買うことができる。 駒の池に逆さ駒ヶ岳が写っている。池の両側に木道が延びその先で交差するが、左手の木道を少し進んだ左側には紅紫色をしたハクサンコザクラの群生地がある。チングルマを見ながら木道の交差点を過ぎると、右手にコバイケイソウの大群生地があり、ミツバチが群らがっている。写真を撮るのに時間がとられて、なかなか歩が進まない。湿原からササ原の広がる階段状の木道をひと登りすると、山頂に着く。会津駒ヶ岳と書いた木柱と遠くの山の方向を示す案内板が立っている。南から南西方向に見える奥白根山、燧ケ岳、至仏山の頂上は雲がかかってよく見えない。 今回は、岩手山、早池峰、会津駒ヶ岳を登った。今夜は会津のY.H.に泊まる。
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![]() 駐車場 |
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![]() 滝沢登山口 |
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![]() 展望台から望む会津駒ヶ岳 |
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![]() 駒の小屋 |
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![]() 駒の池から見る会津駒ヶ岳 |
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![]() 山頂 |