安達太良山
                      
安達太良山(あだたらやま)
関係市町村のホームページから、下記の情報を見ることができます。
二本松市役所
二本松観光協会
・福島県観光物産交流協会
あだたら高原リゾート
安達太良山 
日本アルプス登山ルートガイド
山と渓谷オンライン

アクセス1  
温泉宿泊1,
山小屋
高原コース登山コース1, 2,


アクセスと山麓の宿

車:東京から来る時は、東北自動車道の二本松ICを下りて、459号線から岳温泉の先で右折すると奥岳温泉に入る。あだたらエキスプレス山麓駅下に、駐車場がある。
電車・バス:
東北本線のJR二本松駅で下りて、安達太良山奥岳行のバスに乗る。
山麓の宿:
岳温泉がある。あだたらエキスプレス山麓駅までは、安達太良山奥岳行のバスに乗る。奥岳温泉のあだたら高原富士急ホテルは営業を終了しているので、岳温泉に泊まる。 


登山地図と登山コース

 山と渓谷など 長 谷 川  
登山地図    GPS軌跡     鳥瞰図(カシミール3D)  高低図    
登山コース:,      
 奥岳温泉バス停からゴンドラに乗って山頂を周遊するコース、塩沢温泉から登る湯川渓谷コース、野地温泉あるいは横向温泉から箕輪山経由で登るコースなどがある。湯川渓谷コースは滝が連続して現れ景色が素晴らしいが、程度が高い。

 これらの中でも、奥岳温泉からゴンドラで登り、くろがね小屋を経由して一周するコースは初級とはいえ、山頂の核心部を歩くので人気がある。
 


登山ガイド

アクセスと山麓の宿
 磐梯山に登った翌日、車で西吾妻山に向かう途中から霧と雨が強くなってきたので、先に安達太良山に登ることにする。裏磐梯から115号線、459号線から岳温泉経由で奥岳温泉バス停横にあるあだたら高原富士急ホテルで泊まる。

 安達太良山は万葉集や知恵子抄で有名である。ロビーには高村光太郎の直筆が額に掲げられている。一日中雨なので、ホテルの中でゆっくりする。

 
2009年5月30日小雨後曇り
山麓駅(9:30―→ゴンドラ山頂駅(9:40――→仙女平分岐(10:20

――→安達太良山(
11:20,11:30――→峰の辻(12:00)――→

くろがね小屋)( 12:40,13:20)―→勢至平( 14:00)―→奥岳温泉バス停

(15:50)
                              


 あだたらエキスプレス山麓駅からゴンドラリフトに乗って、山頂駅で下車する。歩き出してすぐ北側に入ると薬師岳みはらし台がある。視界が良ければ安達太良山を望むことができるが、今回は霧の中である。登山道に戻って、背より高い潅木やハイマツの間に敷かれた板の道をゆるく登って行く。仙女平分岐手前の台地で小休憩する。

 左への分岐を見送ってから、尾根道を直進する。徐々に傾斜が増してきて前方の霧の中に、安達太良山の岩峰(乳首山)が見え隠れする。岩峰の下に安達太良山頂上の木柱が立っている。

 岩峰を斜め右に登り、左に進むと山頂に出る。祠が建っているが、周りの景色は霧で何も見えない。天気が良ければ、西には船明神山が見え、北には沼の平の噴火口、その左に鉄山から箕輪山に山並みが見えるはずである。

 山頂から岩峰下の木柱まで戻り、牛ノ背と呼ばれる尾根を北西に進む。晴れていれば左(西)に沼の平の噴火口が見えるはずであるが、霧に隠れて見えない。沼ノ平の火口縁を北に少し進むと、馬ノ背分岐にでる。矢筈森を正面に見ながら、火口縁を右(東)に下ると峰ノ辻にでる。道が四方に分岐しているので、標識に注意しながら道を左(北)にとる。

 砂礫の道を下り続けると、間もなくくろがね小屋に着く。くろがね小屋は通年営業の山小屋であり、中では多くの登山者が休憩している。奥岳温泉の泉源があり、入浴することができる。昼食をとりながらゆっくり休憩する。

 平坦な広い道を下ると、「金明水」の水場を過ぎて熱至平に至る。右に峰の辻への道が分岐するが、そのまま直進する。右手にレンゲツツジの群生地を見ながら進むと、旧道と馬車馬道に分かれる。前夜の雨で旧道は細くて滑りそうなので、馬車馬道を下る。

 これが失敗で、右左に蛇行しながら延々と砂利道を下ることになった。雨で登山道が滑りそうでも、旧道を下に向かって下るべきであった。やっと烏川の橋本に着いた。ここからあだたら渓谷自然遊歩道が渓谷沿いに奥岳温泉まで続いているが、それを止めて砂利道を下ると、奥岳温泉のあだたら高原バス停に着く。
 
 今回の安達太良山登山は天候に恵まれなかった。きれいな写真は上のホームページから見ることができる。下山後、前日に来た道(459号線と115号線)を戻って、裏磐梯ユースホステルに泊まる。






あだたらエクスプレス

山頂を望む

山頂

くろがね小屋

あだたら渓谷自然遊歩道入口