瑞がき山

(瑞がき山荘のホームページ)
関係市町村のホームページから、下記の情報を見ることができる。
北杜市須玉総合支所地域振興課
瑞がき山荘
・日本アルプス登山ルートガイド

アクセス・交通:, , ,
山小屋:, ,
温泉
登山コース:, ,

アクセスと山麓の宿

車:中央高速道路の須玉ICを降り、国道141号線を右折して23号線に入る。旧須玉町を右折して、増富鉱泉に向かう。林道を進み、金山峠を越えると瑞がき山荘前に着く。その先に、駐車場がある。
電車・バス:
JR韮崎駅から山梨峡北交通バスに乗って、瑞がき山荘に着く。
山麓の宿:
瑞がき山荘あるいは富士見平小屋に泊まるか、富士見平でテントを張る。


登山地図と登山コース

 登山地図    GPC軌跡   鳥瞰図(カシミール3D, 下図)  高低図   
 瑞がき山と金峰山を1泊2日で、一緒に登ったほうが良い。マイカーの時には、分岐点の富士見平でテントを張るのが一番便利であるが、瑞がき山荘を起点にして両山頂を往復してもよい。マイカーでない時には、川上村から南に入った川端下から登り、一日目は金峰山に登って金峰山小屋に泊まり(素泊まり)、二日目は瑞がき山に登って瑞がき山荘に泊まる計画を立ててもよい。

 長野県の川上村と山梨県の牧丘町を結ぶ川上牧丘林道の山梨県側が全面舗装になったので、車で山梨県側から大弛峠に出るのが便利になった。週末には峠の駐車場はすぐいっぱいになってしまう。大きな登り下りもなく、5時間で金峰山山頂を往復することができる。なお、大弛峠から川上村への下り始めは、未舗装の悪路であった。2023年時点では良くなっているかな。


登山ガイド

アクセスと山麓の宿
 
中央高速道路の須玉ICを下りて、増富鉱泉、金山峠を越えて瑞がき山荘前に着く。先に進んだ所にある駐車場に車を泊める。

2009年8月5日 曇

登山口(
12:15)―――→富士見平(13:10,14:00)――→天鳥川源頭

14:30)――→瑞がき山(15:47,16:15――→天鳥川源頭(17:15

―――→富士見平(
17:45
                               

 駐車場から瑞がき山荘に戻る。瑞がき山荘前にある登山口から、登り始める。初めの遊歩道を過ぎると、登山道になる。富士見林道を横切り、里宮坂の急坂を登っていく。左脇にある水場を過ぎると、カラマツの木が茂る富士見平に着く。富士見平小屋の前にあるキャンプ場の木の下で、テントを張る。昼食を食べて、しばらく休憩する。   

 14時にテントを出て、富士見平小屋の左側に延びる道を進む。木の根が張る林間の道を緩やかに下り、短い急坂を下ると天鳥川源頭に着く。天鳥川を渡り、桃太郎岩の右横から木の階段を登る。ここから崩れた岩の急斜面の道となる。

 大きな露岩や樹木の間を縫って、谷筋を登りつめる。岩の段差の大きい箇所には梯子やロープがかけられている。眼前には、大ヤスリ岩が迫ってくる。大ヤスリ岩の基部の右下を通過する。この岩は、ロッククライミングの練習に使われる。

 この岩の先で、山頂直下の鞍部に出る。間もなく、目の前に北側から不動沢のコースが合流する。分岐を右側から山頂に向かう。自生しているシャクナゲを横に見ながら、岩の間をたどる。ロープにつながったり梯子を登ると、大岩の重なる瑞がき山の頂上に出る。霧がかかって、周りの眺望はほとんどきかない。残念である。山頂には先行した一人の若者がいたが、後は誰にも会わなかった。

 来た道を慎重に下る。大ヤスリ岩の基部あたりで小雨が降ってきた。17時近くになって、桃太郎岩の上部で、小雨の中を登る4名の女性グループと出会う。天気が悪いし、今から登るのでは暗くなるよと声をかける。それでも登って行った。

 17時45分に、富士見平のテント場に戻る。水は小屋とトイレの間を入った林の中にあるゴムホースから、勢いよく出ている。アルファ米とレトルトハヤシライス、オレンジとサラダで夕食を食べる。他に一張りのテントがあるだけで、ひっそりしている。匂いを嗅ぎ付けて、熊や狸などが来ないように、匂いがついた容器を一時的にトイレ内部に移動させる。


不動沢コース分岐

周りは霧の中

瑞がき山荘

登山口

富士見平

 山頂