日光白根山
   
  
関係市町村などのホームページから、下記の登山情報を見ることができます。
片品村観光協会
武尊花咲民宿組合
奥日光湯元温泉
日本アルプス登山ルートガイド

アクセス・交通2, ,
宿泊施設:
温泉;  
登山ルート: ,


アクセスと山麓の宿

車:関越自動車道の沼田ICで降りて、120号線(沼田街道)を日光方面に進むと丸沼高原に着く。
電車・バス:上越新幹線の沼田駅で降りて、日光行きのバスに乗る。

山麓の宿:丸沼高原には、ペンション村がある。帰りに日光宇都宮道路と東北自動車道を選択するならば、日光湯元温泉に泊まるのが良い。


登山地図と登山コース

登山地図   GPC軌跡     鳥瞰図(カシミール3D)   高低図    
 古くは丸沼高原、菅沼駐車場、日光湯元温泉から登られてきたが、現在はほとんどの人が丸沼高原から登っている。それは、丸沼高原ロープウエーを利用すれば、一気に2000mまで上がることができるようになったからである。

 マイカーを駐車場において、ロープウエー山頂駅から山頂を往復するか、周回コースをとる登山者がほとんどである。しかし、日光湯元温泉に下ることで、山容の豪快さや稜線からの展望、そして下山後の温泉を楽しむことができる。その時には、マイカーを取りに駐車場に戻る必要があるが、日光湯元と丸沼高原間の定期バスは通っていない。
 


登山ガイド

アクセスと山麓の宿
 北陸自動車道を長岡Jctから、関越自動車道に入る。沼田ICで降りて、120号線で丸沼高原に着く。丸沼高原のペンション村で泊まる。まだ時間が早かったので、120号線を日光方面に少し進んで丸沼の周辺で憩う。

2010年8月23日
山頂駅
(9:00)―→七色平(9:40,9:50)―→日光白根山(11:55,12:50

―→七色平(
14:20)―→山頂駅(15:00
                          

 丸沼高原スキー場のロープウエーに乗って、一気に標高1992mの山頂駅に着く。眼前に三つこぶの頂上を持つ奥白根山が威風堂々と聳えている。二荒神社に参拝してから登り始める。始めはゆるやかに進み、六地蔵と展望台へ通じる分岐を二つ見送り直進する。

 あたりはシラビソの樹林帯で、林床には緑の苔が付き奥ゆかしい雰囲気をかもし出している。血の池地獄への道の分岐から急坂となり、ひと登りすると大日如来像が現れる。道はゆるやかになり、避難小屋が立つ七色平に出る。

 奥白根山へ直登する旧コース(閉鎖中)を左に見送り、山腹をトラバースするように登っていく。その先で左に回りこみ奥白根山を目指し、樹林帯を登り続ける。2,400mで森林限界を超えると、登山路の先に奥白根山の岩峰が目に飛び込んでくる。ここから2,450mの間の斜面一帯には、お花畑が広がる。

 2,450mを過ぎると、砂礫地の急な登りになる。ハクサンフウロやリンドウが咲くざらざらの斜面を登ると、奥白根山山頂部の一角に出る。左手に奥白根神社奥社が祀られ、その奥に奥白根山の頂上が見える。少し下がってから登り返すと、阿弥陀ヶ池を下に見ながら岩が積み重なるせまい頂上に飛び出る。北から西にかけて、燧ケ岳、至仏山、武尊山がかすんで見えるが、東側に見えるはずの男体山は霞んでよく見えない。1890年以後噴火は観測されていないが、山頂一帯には火口跡がいくつか見られる。

 座禅山経由で山頂駅まで戻ろうと思ったが、奥白根山からの下り始めは岩の急坂と書いてあるので、止めてもと来た道を山頂駅まで引き返す。


山頂直下から見える五色沼

山頂

丸沼高原ロープウエー

登山口のゲート

大日如来像

山頂への最後の登り