天城山 
  関係市町村のホームページから、下記の情報を見ることができる。

伊豆市観光協会
伊豆市役所
日本アルプス登山ルートガイド

アクセス1,
宿泊温泉1,
登山コース1,

アクセスと山麓の宿

車:東名自動車道の沼津ICで降りる。国道1号線から三島バイパスに入り、三島市内で136号線(下田街道)に入る。4q走ってから伊豆中央道に入り、修善寺ICまで行く。県道12号線を通って伊豆スカイラインの冷河料金所に入り、終点の天城高原駐車場に車を泊める。
電車・バス:新幹線の熱海駅で降り、伊東線に乗って伊東駅で下りる。シャトルバスに乗って、天城高原ゴルフ場で降りる。
山麓の宿:伊豆には歓楽的な温泉から、素朴な温泉までがそろっている。下田街道沿いに素朴ないで湯が並んでいるが、「伊豆の踊り子」に出てくる湯ヶ野温泉や湯ヶ島温泉を勧める。


登山地図と登山コース

 登山地図    GPC軌跡   鳥瞰図(カシミール3D 高低図   
 伊豆半島の真ん中を東西に横切る山脈を天城山と呼び、最高峰は万三郎岳である。万三郎岳へは天城高原ゴルフ場から登り、万二郎岳、馬の背、万三郎を経て元に戻る周遊コースに人気がある。

 マイカーでない時には、万三郎岳から天城峠まで足をのばし、麓の温泉でゆっくりしたい。
 


登山ガイド

アクセスと山麓の宿 
 
伊豆スカイラインを伊豆高原ICで下りて、天城高原ゴルフ場をめがけて登る。天城高原ゴルフ場下には、登山者用の舗装された広い天城高原駐車場がある。

2009年12月2日 晴れ時々曇り
天城高原登山口(10:50)――→万二郎岳登山口(11:05)――→万二郎岳

11:50,11:55)――→万三郎岳(12:55,13:10)――→縦走路分岐(13:15

――→涸沢分岐(
13:45)――→万二郎岳登山口(14:35)――→

天城高原登山口(
14:55
                                                   

 登山口は道路を挟んで向かいにある。天城縦走路入口から樹林帯の中を15分間緩く下ると、丁字路に出る。右側の涸沢分岐への道を見送り、左側の万二郎岳・万三郎岳登山口への道に入る。緩やかに谷あいを登っていくと、ヒメシャラの赤褐色の木肌が目立つようになってくる。6月には、アセビの群生やトウゴクミツバツツジが見られる。万二郎岳まで残り1kmの道標を過ぎてから傾斜が強まり、最後に木の階段を登りきると万二郎岳頂上に出る。頂上は樹林帯の中にあり、視界はきかない。

 休憩後数分下ると一時的に視界が開けて、台状の馬の背とその左手には万三郎岳の頂上部が見通せる。ここで写真を撮ること。ここから50mを急降下すると馬の背との鞍部に出る。しばらくなだらかな道を歩いた後、馬の背へ70m登る。なだらかなアセビのトンネルを抜けて、木の梯子がかかる岩場を下ると、石摘立とよばれる鞍部にでる。アマギシャクナゲの群落(開花は5月下旬から6月初旬)を見ながら尾根道を穏やかに歩き、最後に50m急登すると1等三角点が置かれた万三郎岳の頂上に着く。北側が空いた間から、富士山が望める。昼食のビスケットを食べる。

 万三郎岳の頂上から西に200m下ると、涸沢分岐と八丁池への分岐点に出る。右の涸沢分岐への道を下る。以前は万三郎岳の案内板の後から涸沢分岐点に下るようになっていたが、近年植生保護のために付け替えられた。ところどころに木段の敷かれた急坂を200m下った地点から右に回りこんで緩く下っていくと、間もなく涸沢分岐に出る。ゴルフ場への道標に従って右へ緩く100m下ると、道は左に曲がる。視界のきかない谷あいの平坦な道を進むと、今度は道が右に曲がる。変化がなくていい加減にうんざりしてきた所で、ヒメシャラの赤褐色の木肌が目立つようになり菅沢分岐に出る。後は往路に通過した万二郎岳登山口を経て、20分ほどで天城高原駐車場に着く。「天城山」の中に、多くの写真が掲載されている。


万三郎岳

山頂から見る富士山

万三郎下分岐点
 
ヒメシャラ

登山口 

万二郎岳登山口

万二郎

アセビのトンネル

石楠立のシャクナゲ