九重山
関係市町村のホームページから、下記の情報を見ることができる。
九重町役場
久重町観光協会
長者原ビジターセンター

アクセス1,
温泉宿泊:,
登山コース:,


アクセスと山麓の宿

車:東京から来る時は飛行機に乗って大分空港で降り、レンタカーを借りる。大分自動車道湯布院ICから「やまなみハイウェイ」(別府一の宮線11号線)を経由して、牧ノ戸峠駐車場に車を泊める。
電車・バス:
大分空港で降りて、JR久大本線に乗り換えて豊後中村駅で降りる。くじゅう登山口・牧ノ戸峠行きの日田バスあるいはタクシーに乗り、牧ノ戸峠で降りる。
山麓の宿:
くじゅう連山山麓は、温泉に恵まれている。公共の宿としては、国民宿舎久住高原荘と阿蘇くじゅう高原ユースホステルがある。


登山地図と登山コース

登山地図 GPC軌跡    鳥瞰図(カシミール3D) 高低図   
 火山群や周辺地域全体を指す場合に「くじゅう連山」や「九重連山」を用い、その主峰である単独の山を指す場合に「久住山」を用いている。久住山へは、四方八方から登山道が通じている。

 それらの中でも、牧ノ戸峠からのコースは久住山との標高差が小さい上に、ゆるやかな登りが続くので登り易い。マイカーの人は山頂を往復することになるが、下山に北千理、法華院温泉、九州自然歩道を通って長者原に下ることを勧める。

 下山口にある九重登山口バス停から牧ノ戸峠に戻るバスは、1日に2から4便しかないのは残念である。ミヤマキリシマの咲く初夏に登って、評判の法華院温泉に泊まれば、思い出多い登山になるだろう。


 なお、山名としては百名山の命名に使われている九重山を用いた。 


登山ガイド

アクセスと山麓の宿
 
阿蘇のJR宮地駅から、阿蘇と別府を結ぶやまなみハイウェイ(県道11号線)を通って久住高原に近づくと、前方にくじゅう連山がこぶ状(鐘状火山)に重なって見える。最高峰の久住山は真ん中位にある。やまなみハイウェイは、久住山の西側二つ目にある沓掛山の左側(西)の峠を越えて行く。最高点にある牧ノ戸峠駐車場に車を泊める
 
2008年4月3日 薄曇り
牧ノ戸峠(11:00 )――→沓掛山(11:20)――→扇ヶ鼻分岐(11:55)―→

久住分かれ(12:20,12:30)――→久住山分岐(12:45)――→久住山

(13:00,13:05)――→久住山分岐(13:13)―→扇ヶ鼻分岐(13:35 )―→

沓掛山(13:55)――→牧ノ戸峠(14:05)
                           

 牧ノ戸峠の標高は1330mで久住山との標高差は457mで、なんとも嬉しい。峠からコンクリートの遊歩道を登ると、休憩舎を過ぎて沓掛山下に着く。コンクリートに石を敷いた歩道は足腰に硬く当たり、好きではない。少し登って山頂に寄って行こう。戻ってから、右に扇ヶ鼻、左に星生山を見ながらのが稜線歩きで、扇ヶ鼻分岐に着く。

 西千里浜からケルンの積まれた平坦な道を進む。さらに、高原上のゆるい登りを乗り越えると、眼前の右上に三角形をした久住山が望まれる。ここまでの登山道の両側にはミヤマキリシマの潅木が群生していて、5月下旬には一斉に花開いた見事な風景が想像できる。

 ちょっとした岩場の道を下りると、久住山避難小屋のある広場に着く。写真を撮って10分休憩する。少し先の久住分かれ、久住山分岐を経て、久住山の山頂に着く。

 下山にはもと来た道を走るように戻り、牧ノ戸峠駐車場に着く。急ぎの登山になってしまったが、初夏か紅葉時期にいつかゆっくり来ることにしよう。そこから下った所にある長者原で、くじゅう連山の山脈を見ながら昼食をとる。

 ところで、九重町、くじゅう連山そして久住山の「くじゅう」と読む部分をどのように使い分けるのでしょうか。竹田市観光情報によると、町名は九重町、火山群や周辺地域全体を指す場合に「くじゅう連山」や「九重連山」を用い、その主峰である単独の山を指す場合に「久住山」を用いる、となっています。九重連山インフォメーションのホームページには、九重連山の登山ルートや季節ごとの写真が多数掲載されている。

 別府へ通じるやまなみハイウエーを通って、水分峠から湯布院インター近くにある宿に素泊まりする。JR湯布院駅前で豊後牛のステーキを食べ、満足する。

 明日の4月4日夜には予定通り別府からカーフェリーに乗って、大阪南港に戻ることができる。3月28日に富山市を出発して4月5日まで、8泊9日の連続登山行きであった。そのうち、2泊はキャンプ、2泊はユースホステル、1泊は国民宿舎、1泊は素泊り、2泊はカーフェリーの中で、お金を節約できた。貧乏登山でしたが、楽しい登山でした。





阿蘇山方面を見る

久住山

南西に坊ガツルとくじゅう山群を望む

久住山山頂