阿蘇山 |
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関係市町村のホームページから、下記の情報を見ることができる。 ・阿蘇市役所 ・登山規制情報 ・熊本県庁ホームページ ・阿蘇観光協会
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アクセスと山麓の宿
車:熊本空港で降りて、レンタカーを借りる。国道57号線から阿蘇市の「仙酔峡」交差点を右折して、仙酔峡ロープウエーまで上がっていく。大分・竹田から来る時は、「仙酔峡」交差点を左折する。阿蘇登山道坊中線を利用するためには、豊後街道の阿蘇駅前交差点を右折する。 電車・バス:仙酔峡に行くためには、JR宮地駅からタクシーに乗る。 山麓の宿:阿蘇山周辺には、多くの温泉がある。5軒の公共の宿があるので、上部の「宿泊施設・温泉」をご覧ください。 |
登山地図と登山コース
登山地図 | GPC軌跡 | 鳥瞰図(カシミール3D) | 高低図 |
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登山ガイド
アクセスと山麓の宿 九州自動車道を熊本ICで下りて、国道57号線を通って阿蘇市内に入る。JR阿蘇駅を越えてから、信号を右折して肥後本線を渡る。その先の道がわかりにくいが、カーナビに従って阿蘇いこいの村オートキャンプ場に到着する。リゾートホテルで受付をして、裏にある芝生の広々としたキャンプ場にテントを設営する。コンビニで買った弁当を食べて、早々に寝る。寒くて夜中にたびたび目が覚める。 2008年4月1日 晴れ時々曇り 仙酔狭登山口(9:55)―→大鍋火口縁(11:35)―→高岳(11:45,12:10) ――→中岳(12:35)――→展望所(12:50)――→火山東駅(13:00) ――→仙酔狭登山口(13:35) パンの朝食を食べてからテントを車に積み、8時30分に阿蘇高岳に向けて出発する。国道57号線を東に進み、宮地の手前の信号を右折し、ゴンドラ乗り場にある仙酔狭駐車場に着く。 駐車場の左側(東)から花酔橋を渡り、階段を登って鷲見平から仙酔尾根に取り付く。鷲見平にはミヤマキリシマの群落があり、5月下旬から6月中旬にかけて赤い花が咲きみだれてきれいである。鷲見平から、ごつごつした溶岩の歩きにくい道を、ペンキの印に従って登って行く。40分ぐらい登ると、中間地点に着く。そこから上部の赤茶けた溶岩には、降りた霜がえびのしっぽ状に付いている。 間もなく出る溶岩壁をロープを伝って乗り越えると、視界が開ける。溶岩に付けられたペンキの印をたどって、ジグザグに登る。溶岩壁を越えて火山礫の道を登りきると、大鍋の火口縁に飛び出す。左側(東)には天狗の岩と呼ばれる溶岩塊を越えて、高岳東峰が見える。時間に余裕のある人は寄って行こう。 大鍋の火口縁から右に稜線をたどると、高岳の山頂に着く。途中にはミヤマキリシマの群落がある。山頂から見ると、稜線の左眼下には白煙を上げる中岳第一火口から続く火口群が目につく。反対方向から来た外人二人と話し込んで、時間が過ぎてしまった。 高岳から溶岩の道を少し下り、稜線を登ると中岳山頂に出る。左眼下には、白煙を上げる中岳火口群が近くに見える。山頂の下を右に回り込んでから、吊尾根を下る。木柵に沿って登り返すと、中岳火口東縁展望所に出る。覗き込むと、噴煙を上げる中岳第1火口がすごい迫力で見える。第1火口の向こうには、火山西駅に続く阿蘇山公園道路が見下ろせる。溶岩を敷き詰めた遊歩道を下ると、ロープウエー火山東駅に出る。ロープウエーに沿って仙酔狭駐車場まで溶岩石を敷き詰めた硬い道を歩くが、足腰に悪くいやになる。なんでわざわざこんなことをするんだろう。 国道57号線を西にたどり、熊本城を見学する。外堀、二様の石垣、大小の天守閣、宇土櫓、南大手門など、加藤家から細川家に至る400年余の歴史を感じる重厚な城である。天守閣は1877年に焼失し、1960年に再建されたものである。
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![]() 仙酔峡登山口から望む阿蘇山 |
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![]() 阿蘇山(高岳)山頂 |
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![]() 中岳山頂 |
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![]() 中岳火口東縁展望所から見る火口 |