那須岳
関係市町村のホームページから、下記の登山情報を見ることができる。
那須観光協会
那須ロープウエー
日本アルプス登山ルートガイド

アクセスロープウエイ
宿泊 
山小屋1,
那須温泉郷
登山コース1,


アクセスと山麓の宿

車:東北自動車道の那須ICで下りる。県道17号線を進み、那須ロープウエー山麓駅に着く。
電車・バス:東北新幹線で来る時は那須塩原駅で降りて、路線バス山麓駅行きに乗る。
山麓の宿:山麓の公共の宿には、休暇村那須と那須ハイランドリゾートユースホステルがある。那須山麓には魅力的な温泉が多い。ロープウエー山麓駅の下には大丸温泉、北温泉、弁天温泉があり、さらに下ると大規模な那須湯本温泉がある。しかし、高い。


登山地図と登山コース

登山地図   GPC軌跡    鳥瞰図(カシミール3D, 下図)  高低図   
 那須連峰は南から北へ、茶臼岳、朝日岳、三本槍へと連なっている。茶臼岳に登って、百名山に登ったことにしている。那須ロープウエーの山頂駅から登る人が多いが、山麓駅から登る人もいる。どちらの登山口から登っても茶臼岳だけでは簡単すぎるので、朝日岳まで、さらに三本槍まで縦走後に北温泉まで下れば、豪快な登山を満喫することができる。

 ロープウエーの山頂駅から那須三山を縦走して、旭・北湯入口バス停へ下山するコースを勧める。マイカーで来ている場合には、バスでロープウエー駅に戻ることができる。山麓に前泊すれば、頑張って日帰りすることができる。茶臼岳だけに登る場合でも、峰の茶屋跡避難小屋経由で、「ニセ穂高」といわれる山容を左に見ながらロープウエー山麓駅へ戻ろう。

 峰の茶屋跡避難小屋を西に入ると、ランプの山小屋として知られる三と小屋温泉がある。茶臼岳と朝日岳に登った後で、三と小屋温泉で1泊して露天風呂で疲れを癒すのもよいだろう。 
 


登山ガイド

アクセスと山麓の宿
 西吾妻山を下りてから、天元台、裏磐梯ICから磐越自動車道に入る。郡山Jctで東北自動車道を南下して、那須ICで下りる。県道17号線に入り、那須ハイランドリゾートユースホステルで泊まる。
 
2009年6月1日 
山麓駅
(9::30)―→頂上駅(9:40)―→峰の茶屋跡避難小屋分岐(10:35

――→茶臼岳(
10:40,10:50)――→峰の茶屋跡避難小屋分岐(10:55

――→峰の茶屋跡避難小屋(
11:25,11:50)――→峠の茶屋(12:50)――→

山麓駅(
13:10
            

 那須山麓駅からロープウエーに乗り、頂上駅で下車する。観光客で賑わっている。頂上駅を出てすぐに牛ヶ首分岐に出る。道を右にとり茶臼岳に向かって、火山礫で覆われた広い斜面をジグザグに登る。やがて八間石と呼ばれる巨岩帯にでる。そこから道の傾斜が増していくが、間もなく火口縁の平らなところに出る。

 峰の茶屋跡避難小屋への分岐を見送って、左に進む。すぐに那須岳神社の鳥居をくぐると、石の祠が置かれた茶臼岳の頂上に出る。霧がかかっていて、火口壁はまったく見えない。視界が良ければ、北には朝日岳から三本槍へつながる那須連峰、南西には日光連山を望むことができる。

 先ほどの峰の茶屋跡避難小屋分岐まで戻り、左に道をとり岩石が散らばる道を峰の茶屋跡避難小屋へ向けてどんどん下る。この頃から霧が晴れてきて、茶臼岳の斜面から二本の噴煙が立ち昇るのが見え、正面の朝日岳がくっきり姿を現す。「ニセ穂高」といわれるだけあって、確かに、岳沢から見る穂高連峰と似ている険しさがある。朝日岳から三段に下っている岩峰を明神尾根と見、朝日岳からその肩への稜線を吊尾根と見るならば、似ている。道がゆるく歩き易くなってくると、峰の茶屋跡避難小屋に着く。

 「ニセ穂高」を見ながら、休憩する。ここから見る朝日岳は峻険であり、登山意欲を高める。今回は日程の都合から、行けないのが残念である。山麓駅から朝日岳と三本槍に登って、北湯入口バス停へ下山する何人もの登山者に会う。朝日岳を左に見ながら、中の茶屋跡、峠の茶屋を経てロープウエー山麓駅に戻る。峠の茶屋手前の左側には那須岳登山指導所があり、そこまで車道が伸びている。

 今回の登山は、磐梯山、安達太良山、西吾妻山、那須岳の4山を登った。天気にはもう一つ恵まれなかった。



茶臼岳の下りから見る噴煙

那須岳登山口

那須ロープウエー

八間石から見る茶臼岳

山頂手前の鳥居

山頂

  茶臼岳の下りから見る朝日岳