谷川岳
関係市町村のホームページから、下記の情報を見ることができる。

谷川岳ロープウエー
みなかみ町観光協会
日本アルプス登山ルートガイド

アクセス
宿泊施設・温泉ペンション村
登山コース1, , 登山指導センター


アクセスと山麓の宿

車:関越自動車道を水上ICで降りて、291号線から天神平への道を登る。谷川岳ロープウエー土合口駅前の駐車場に、車を泊める。
電車・バス:JR上越線の水上駅から、谷川岳ロープウエー行きのバスに乗る。
山麓の宿:JR上越線の土合駅近くに、土合山の家と土合ハウスがある。ペンションも利用できる。


登山地図と登山コース

登山地図    GPC軌跡    鳥瞰図(カシミール3D)    高低図    
 天神尾根、西黒尾根、巌剛新道、茂倉岳から一の倉岳、平標山から万太郎山のコースがある。それらの中で、谷川ロープウエーを利用して天神尾根を登るコースがもっとも容易で、多くの人に登られている。
 
 天神平駅から天神峠リフトを使って天神峠まで行くことができるが、天神平駅から天神尾根にトラバース気味に登るのと、時間的に大差はない。頂上を往復するだけでは物足らない人は、帰路に西黒尾根を下りてもよいが、急降下である。
  
 早くロープウェイ土合口駅に下りたら、車で日本三大岩壁の一つである一の倉沢に寄ろう。その迫力に圧倒され、ただただ見上げるばかりである。
 


登山ガイド

アクセスと山麓の宿
 巻機山を下りてから、国道291号線と県道28号線を通って石打塩沢ICから関越自動車道に入る。水上ICで降りて、291号線に入る。天神平への道を途中で左に分れて、アルペン村にある谷川岳ラズベリーユースホステルに泊まる。谷間から、谷川岳が望まれる。個室も利用できる。

2007年10月26日
天神峠(
10:20)―→熊穴沢避難小屋(11:00,11:10)―→肩の小屋(12:10

――→トマの耳(
12:20)――→オキの耳(谷川岳)(12:30,12:35)――→

肩の小屋(
12:50)―→熊穴沢避難小屋(13:35,13:50―→天神平駅(14:20
      

 朝から雨であるが、風雨の中を谷川岳に登る。谷川岳ロープウェイ土合口駅の駐車場に車を置き、ロープウェイに乗って天神平駅で降りる。雨具の帽子の紐をしっかり縛り、目の前のリフトに乗り換えて天神峠で降りる。

 晴れていれば、これから登る尾根の先に、双耳峰をした谷川岳が見えるはずである。右の西黒尾根を下ると、ロープウェイ土合口駅下にある西黒尾根登山口に下りることができる。

 稜線の道を少し下がってから登り返して、田尻沢ノ頭を越える。樹林帯を下ると、鞍部で天神平からの巻き道と合流する。尾根をゆるく上り下りを繰り返しながら登ると、熊穴沢避難小屋の横に出る。尾根道はだんだん潅木帯の急登になり、急坂をいくつか越すと、第一見晴と呼ばれる鎖の付いた露岩下に出る。

 鎖をつかんで露岩を越えてさらに急坂を登ると、土砂が露出するガレ場に出る。両側に張ってあるロープに導かれて行くと、頑丈な肩ノ小屋がある広場に着く。

 この肩ノ広場は登山道が行きかう十字路で、今日のように風雨で視界が悪い時には迷いやすい。特に肩ノ広場手前の道を、右の西黒尾根方向に入らないように気をつけたい。肩ノ広場には目印として、高いポールの道標が立っている。また、上には石の土台の上に風車が立っている。でも、今日はそれすら近づくまで見えない。

 谷川岳へは小屋の横から登る。ササが茂る道をゆるやかに登ると、双耳峰の一つであるトマの耳に着く。強風雨の中を、あわてて証拠写真を撮る。視界ほとんど無しで戻ろうとしていると、右側から登山者が現れる。聞くとオキの耳から来たというので、もう一方の頂上に向かいオキの耳に着く。こちらの山頂が14m高い。写真をあわてて撮り来た道を引き返す。

 帰りは田尻沢ノ頭に登らずに、鞍部から左斜め下に下りるトラバース道を通って、天神平駅に到着する。4時間で往復したことになる。ロープウェイ待ちの間に衣類を着替える。ロープウェイに乗り、土合口駅に14時50分に戻る。

 苗場山に登るために、栄村秋山郷に向かう。雨が止むことを期待するも、関越自動車道は土砂降りになり、秋山郷までの山道では心細い思いをする。ポルシェとナビに助けられて、やっと栄村の切明温泉に着く。朝起きても雨が止まないので、苗場山登山は中止する。
 
 2010年8月にみなかみ町に寄った際に、天神峠、マチガ沢と一の倉沢に寄ったので、その時の写真を合わせて掲載する。





アルペン村から望む谷川岳

晴天の日に天神峠からの谷川岳

オキの耳

トマの耳

一の倉沢