苗場山 |
![]() |
関係市町村のホームページから、下記の情報を見ることができる。 ・湯沢町観光協会 ・かぐら・みつまた観光協会 ・長野県栄村 ・栄村・秋山郷観光協会 ・日本アルプス登山ルートガイド
|
アクセスと山麓の宿
車:関越自動車道を湯沢ICで降りる。国道17号線を三国峠方面に上り、芝原トンネルを抜ける。苗場山祓川ルートの道路標識に従って、林道に入る。道路は狭いが舗装されている。最後にでこぼこの砂利道を登りきると、かぐら・みつまたスキー場のリフト乗り場に出る。そばに和田小屋が建っている。和田小屋に宿泊する場合には、専用駐車場がある。 秋山郷小赤沢から登るときには、上信越自動車道豊田飯山IC下車、国道117号で津南町へ入る。大割野交差点を右折して小赤沢へ来る。 電車・バス:上越新幹線の越後湯沢駅からタクシーに乗って、和田小屋までくる(30分)。 山麓の宿:祓川ルートでは、登山口に収容人数の大きい和田小屋がある。小赤沢ルートでは、登山口に数軒の民宿がある。 |
登山地図と登山コース
登山地図 | GPC軌跡 | 鳥瞰図(カシミール3D) | 高低図 |
|
登山ガイド
アクセスと山麓の宿 越後駒ヶ岳を下山後、小出ICから関越自動車道に乗る。湯沢ICで降りて、国道17号線を三国峠方面に上り、芝原トンネルを抜ける。苗場山祓川ルートの道路標識に従って、林道に入る。道路は狭いが舗装されている。最後にでこぼこの砂利道を上りきると、かぐら・みつまたスキー場のリフト乗り場に出る。左側に和田小屋がある。小屋横の駐車場に車を停める。 2008年8月13日 晴れ時々曇り、午後雷雨 和田小屋(6:50)――→下ノ芝(7:45,7:50)――→中ノ芝(8:25,8:30) ――→小松原分岐(8:50)――→神楽ケ峰(9:05,9:10)――→苗場山 (10:30,11:30)――→神楽ケ峰(12:40)――→小松原分岐(12:52)―→ 下ノ芝(13:35,13:45)――→和田小屋(14:30) 和田小屋を6時50分に出発する。ゲレンデの登り口に、熊が口を開けた怖そうな看板が出ている。ザックから熊除けの鈴と笛を取り出して、身に着ける。今年は、あちこちで熊が出没している。ゲレンデにまかれたチップを踏みながら、草地から急坂の登山道に入る。泥地に木の根が張り出しているので、滑りやすい上に歩きにくい。樹林が開けて傾斜がゆるくなると、木道に出る。下ノ芝のベンチで一休みする。 中ノ芝から上ノ芝へと岩のごろごろした急坂を登り、小休憩する。小松原湿原への登山道を右に見送ったところから、坂は緩やかになり右に石碑を見る。「股すり岩」を越えると、左からかぐら・田代スキー場殻の道と合流する。2組の家族連れがドラゴンドラを利用して登ってくる。スキー場への道を見送ると、間もなく8合目(2030m)の神楽峰に至る。前に大きく広がる台形の苗場山を見ながら、小休憩する。下ってから登り返すので、山頂までまだずい分あるなと思う。 神楽峰を下る途中にある雷清水の水場で、喉をうるおす。これから先に水場は無いので、水を補給していく。神楽峰から180m位下ると鞍部に出る。あたりは一面のお花畑で、色とりどりの高山植物が咲いている。 そこから、400mの標高差のあるガレ場ややせ尾根の急坂を頑張って登ると、山頂湿原の一角に出る。速く登ってきたので、山頂を目の前にしながらも休憩する。山頂まで木道が続いているのが見える。これから先の木道沿いと、左(南)を見下ろした先に大小の湖沼が広がる風景は、雲上の楽園の感がする。さらに木道をたどると、遊仙閣の裏にある頂上に10時30分に着く。 木道に戻り、湿原のそばで弁当を食べる。1時間の休憩後、もと来た道を下り、14時30分に和田小屋に戻る。苗場山と神楽峰の鞍部の100mぐらい先に、熊が木に登って木の実を食べているのが見えた。前を行く登山者と大声を出して存在を知らせたら、逃げていった。これまでに、山で熊を見たのは始めてである。登山口に看板が出ていたように、熊が時々出没するようである。
|
![]() 神楽峰 |
|||
![]() 高層湿原の木道 |
||||
![]() 山上湿原 |
||||
![]() 苗場山自然体験交流センター |
||||
![]() 山頂 |