草津白根山 |
![]() |
関係市町村のホームページから、下記の情報を見ることができる。 ・草津温泉観光協会 ・草津市役場 ・万座温泉観光協会 ・日本アルプス登山ルートガイド
|
アクセスと山麓の宿
車:東京からは、関越自動車道の渋川伊香保ICで降りて、国道353号線と145号線を使って長野原に出る。国道292号線(志賀草津ルート)で草津を通って、白根火山駐車場に車を停める。 電車・バス:高崎、上越、吾妻線で長野原草津口に着く。バスに乗って草津温泉に着く。そこでバスを乗り換えて、白根火山駐車場に着く。新宿駅新南口から草津温泉間で、直通バスが運行されている。 山麓の宿:山麓には草津温泉や万座温泉がある。風情のある旅館、リゾートホテルから公共の宿までそろっている。 |
登山地図と登山コース
登山地図 | GPC軌跡 | 鳥瞰図(カシミール3D) | 高低図 |
|
登山ガイド
アクセスと山麓の宿 北陸自動車道から、上越Jctで上信越自動車道に入る。志賀高原から志賀草津高原道路(292号線)を通って、白根火山駐車場に着く。 2009年10月22日 晴 白根火山駐車場(11:15)―→湯釜展望台(11:25)―→白根バス停(11:45) ―→逢ノ峰(12:00)―→本白根スキー場(12:15)―→鏡池分岐(12:45)―→ 鏡池(12:50,12:55)―→鏡池分岐(13:05)―→本白根展望所(13:20,13:35) ―→白根スキー場(14:15)―→白根火山駐車場(14:35) 渋峠を経て白根火山駐車場に着く。本白根山に登る前に駐車場裏の湯釜を見ることにする。トイレ横から登る遊歩道は現在は閉鎖されていて、草津白根レストハウスの先(志賀側)から登る。遊歩道を10分歩くと湯釜を見下ろす高台に出る。振り返ると、多くの観光客が登ってくる。草木の生えない荒涼たる景色の中に、コバルトブルーをした湖面が広がる。草津白根を代表する景色で、多くの観光客がぞろぞろと登ってくる。湯釜はpHが1.0で世界一の強酸性湖なので、当然魚類は住むことができない。眺望を楽しんでから、往路を戻る。 駐車場から道路を渡り、白根探勝歩道を20分歩いて逢ノ峰に出る。所々に高山植物が眺められる。始めは木段だが、それを過ぎると間もなく山頂のあずまやに出る。後方の駐車場の傍らに弓池が見下ろせる。山頂を下って車道を渡ると、本白根スキー場ゲレンデの分岐に出る。 ゲレンデを横切って、ほとんど平坦な道を右に回りこみながら進むと、梯子で涸れた沢を渡る。なおも右回りにダケカンバの林を抜けると、鏡池を見下ろす稜線に出る。下りて鏡池のほとりで休憩する。澄んだ湖面を通して亀甲模様が見える。どうしてできたのか良く分からない。 鏡池から稜線に戻り樹林帯の中を登っていく。笹の中を下るようになると急に視界が開け、本白根展望所と呼ばれる稜線の小高い場所に出る。その上に、石をコンクリートで固めた展望台が置かれている。眼下に広がる巨大な凹地は本白根山の火口跡である。周辺はコマクサの群生地で、7月には可憐な花が咲く。今は10月なので、残念ながら見ることができない。地元の中学生が植生保存に努力していると聞いた。 本白根展望所から古い木段を下ると、分岐点に出る。左の万座温泉方面に15分遊歩道を歩くと、小高くなった白根探勝歩道最高地点に着く。単に遊歩道の通過点に過ぎない。そこから左に進むと本白根山三角点があるが、三角点周辺は立入り禁止である。ここから先ほどの分岐点に戻る。分岐点から、火口跡に沿ってゆっくり下って行く。 |
![]() 湯釜 |
![]() 逢ノ峰から駐車場を振り返る |
|
![]() 鏡池 |
|
![]() 凹地の火口跡 |
|
![]() 展望所 |