草津白根山
関係市町村のホームページから、下記の情報を見ることができる。

草津温泉観光協会
草津市役場
万座温泉観光協会
日本アルプス登山ルートガイド

アクセス, 
宿泊温泉:,
温泉
登山コース1,


アクセスと山麓の宿

車:東京からは、関越自動車道の渋川伊香保ICで降りて、国道353号線と145号線を使って長野原に出る。国道292号線(志賀草津ルート)で草津を通って、白根火山駐車場に車を停める。
電車・バス:高崎、上越、吾妻線で長野原草津口に着く。バスに乗って草津温泉に着く。そこでバスを乗り換えて、白根火山駐車場に着く。新宿駅新南口から草津温泉間で、直通バスが運行されている。
山麓の宿:山麓には草津温泉や万座温泉がある。風情のある旅館、リゾートホテルから公共の宿までそろっている。


登山地図と登山コース

登山地図    GPC軌跡    鳥瞰図(カシミール3D) 高低図 
 朝日新聞出版の週刊日本百名山によると、草津白根山とは、湯釜の西に位置する白根山、弓池と本白根スキー場の間にある逢ノ峰、最高点の本白根山、三角点のある本白根山などを含めた山域の総称である。
 本白根山の山頂には立入りが禁止されているので、周辺の湯釜、逢ノ峰と白根探勝歩道最高地点(あるいは本白根展望所)を歩くことにより、草津白根山に登ったことにしている。
湯釜と火口周辺は火山噴火警報レベルを2に引き上げのため、平成26年6月3日から入山禁止である。

 草津温泉に泊まって万座温泉に下りるコースを勧めるが、マイカーの場合には白根火山駐車場に車をおいて、周遊することになる。
 


登山ガイド

アクセスと山麓の宿
 北陸自動車道から、上越Jctで上信越自動車道に入る。志賀高原から志賀草津高原道路(292号線)を通って、白根火山駐車場に着く。

2009年10月22日 晴
白根火山駐車場(1
1:15)―→湯釜展望台(11:25)―→白根バス停(11:45

―→逢ノ峰(
12:00)―→本白根スキー場(12:15)―→鏡池分岐(12:45)―→

鏡池(
12:50,12:55)―→鏡池分岐(13:05)―→本白根展望所(13:20,13:35

―→白根スキー場(
14:15)―→白根火山駐車場(14:35
                                            

 渋峠を経て白根火山駐車場に着く。本白根山に登る前に駐車場裏の湯釜を見ることにする。トイレ横から登る遊歩道は現在は閉鎖されていて、草津白根レストハウスの先(志賀側)から登る。遊歩道を10分歩くと湯釜を見下ろす高台に出る。振り返ると、多くの観光客が登ってくる。草木の生えない荒涼たる景色の中に、コバルトブルーをした湖面が広がる。草津白根を代表する景色で、多くの観光客がぞろぞろと登ってくる。湯釜はpHが1.0で世界一の強酸性湖なので、当然魚類は住むことができない。眺望を楽しんでから、往路を戻る。

 駐車場から道路を渡り、白根探勝歩道を20分歩いて逢ノ峰に出る。所々に高山植物が眺められる。始めは木段だが、それを過ぎると間もなく山頂のあずまやに出る。後方の駐車場の傍らに弓池が見下ろせる。山頂を下って車道を渡ると、本白根スキー場ゲレンデの分岐に出る。

 標識(鏡池より本白根山)に従って、分岐を左にとって道路に沿った草地を少し進んでから、小屋の角を右に曲がる。白根火山ロープウエーを使って登ってきた観光客が、先ほどの本白根スキー場ゲレンデ分岐点からゲレンデを登って、本白根山方面に向かっていくのが見える。

ゲレンデを横切って、ほとんど平坦な道を右に回りこみながら進むと、梯子で涸れた沢を渡る。なおも右回りにダケカンバの林を抜けると、鏡池を見下ろす稜線に出る。下りて鏡池のほとりで休憩する。澄んだ湖面を通して亀甲模様が見える。どうしてできたのか良く分からない。

鏡池から稜線に戻り樹林帯の中を登っていく。笹の中を下るようになると急に視界が開け、本白根展望所と呼ばれる稜線の小高い場所に出る。その上に、石をコンクリートで固めた展望台が置かれている。眼下に広がる巨大な凹地は本白根山の火口跡である。周辺はコマクサの群生地で、7月には可憐な花が咲く。今は10月なので、残念ながら見ることができない。地元の中学生が植生保存に努力していると聞いた。

本白根展望所から古い木段を下ると、分岐点に出る。左の万座温泉方面に15分遊歩道を歩くと、小高くなった白根探勝歩道最高地点に着く。単に遊歩道の通過点に過ぎない。そこから左に進むと本白根山三角点があるが、三角点周辺は立入り禁止である。ここから先ほどの分岐点に戻る。分岐点から、火口跡に沿ってゆっくり下って行く。

 途中であった人と山の話をしているうちに、いつの間にか本白根スキー場ゲレンデの分岐に出る。そこから、左に車道を進むと左先に弓池が見えてくる。それを回り込むと、白根火山駐車場に戻る。白根火山駐車場から本白根スキー場までは、シャトルバスが運行している。

今日は、草津高原ユースホステルに泊まる。近くのホテルの温泉に入る。明日は、浅間山に向かう。


湯釜

逢ノ峰から駐車場を振り返る


鏡池

凹地の火口跡

展望所