越後駒ヶ岳
関係市町村などのホームページから、下記の情報を見ることができる。
魚沼市
新潟の山

アクセス1,
宿泊 宿泊キャンプ場・温泉(銀山平)
山小屋
登山コース 登山情報


アクセスと山麓の宿

車:関越自動車道の小出ICで降りて、右折して国道352号線を進み、上折立から奥只見シルバーラインに入る。トンネル中の黄色信号を右折して銀山平に出る。そこから国道352号線を30分登ると、枝折峠の駐車場に着く。
電車・バス:上越新幹線の浦佐駅から奥只見行きのバスに乗り、銀山平で降りる。
山麓の宿:銀山平は平ヶ岳と越後駒ヶ岳の登山基地であり、旅館や民宿がある。宿で枝折峠への送迎を確かめること。


登山地図と登山コース

登山地図    GPC軌跡    鳥瞰図(カシミール3D) 高低図    
 枝折(しおれ)峠登山口から、山頂を1泊2日で往復する登山者が多い。その時には、駒ノ小屋で泊まる。日帰りで往復する人は、よっぽどの健脚者である。

 明神峠に上がれば後は展望が良いのだが、尾根歩きが延々と長い。下山途中の小倉山から駒の湯温泉に下ることもできるが、1000mの下降はなかなかきつい上に、車で来ている人にはできない。
 



登山ガイド

アクセスと山麓の宿
 前日は銀山平を登山基地にして、平ヶ岳に登った。同じ銀山平の旅館に泊まる。

2008年8月12日 晴時々曇り
枝折峠(
5:00)――→明神峠(5:30)――→道行山(6:15)――→小倉山

7:00,7:20)――→駒ノ小屋(8:45,8:50)――→駒ヶ岳(9:10,9:45

――→駒ノ小屋(
10:00)――→小倉山(11:10)――→道行山(11:55,12:05

――→明神峠(
12:50,13:05)―――→枝折峠(13:30
   

 銀山平から352号線の曲がりくねった道を登り、枝折峠の駐車場に4時30分に着く。舗装して白線が引いてあり、50台ぐらい駐車できる。すでに10台ぐらいの車が泊っている。あたりは薄暗いので、明るくなるのを待って5時に出発する。

 トイレの横から国道に沿った砂利を敷いた坂を登り、銀の道と交差して明神峠に至る。銀の道は、かって銀山平で産出した銀鉱石を搬出した名残である。明神峠にある大木の下には、枝折大明神が祀られている。潅木帯をわずかにアップダウンしながら進むと、道行山のすぐ下に出る。

 いったん下って登り返すと小倉山頂の下に着く。右側から駒の湯から来る道が合わさっている。ここは良い休憩場所であるが、木陰がないのが難点である。小倉山まで通常は3時間50分かかるが、2時間で来た。日帰りなので飛ばし過ぎてしまった。

 潅木帯にササの混じったなだらかな尾根を登っていくと、左側のササ原の奥に、百草ノ池が見えてくる。尾根の緩やかなアップダウンも百草ノ池を過ぎると次第に傾斜が増してくる。駒の小屋の風車が見えてくる。右に曲がる道を急登し最後に鎖の付いた岩場を登ると、2階建ての駒の小屋に出る。

 ホースから勢いよく出る水を一気に飲み、小休憩する。自炊だが、登山者の3分の1は登頂後にここに泊るようである。駒の小屋は県営で、登山シーズンには管理人はいるが、自炊である。毛布は借りることができ、宿泊料は2,000円である。宿泊するために予約は不要である。

 小屋からはオツルミズ沢の源頭に残る雪渓とお花畑を右にを見ながら、最後の斜面を登ると稜線に出る。中ノ岳への道を左に見て、わずかに右へ行くと9時10分に駒ヶ岳の山頂に出る。山頂には、猿田彦の銅像や多くの石碑が並んでいる。西には八海山の雄姿が、南には三角形をした中ノ岳が望める。

 頂上での眺望を楽しんでから、9時45分に来た道を下山する。ノンストップで下山しようと思ったが、暑さで道行山と明神峠の手前で休憩する。1400mから1200mの長い尾根歩きは、夏は暑くて体力を消耗する。13時30分に枝折峠に戻る。

 登山口の枝折峠の標高は1050m位と比較的高いが、片道が7.5kmで尾根の長いアップダウンが続き、最後の500mの急登が待っている健脚向きのコースである。

 枝折峠の駐車場から道を左にとり、駒の湯入口、栃尾又温泉、大湯温泉を過ぎてシルバーラインの入口に合流する。352号線を下り、小出町でてんぷらざるそばの昼食をとる。小出町はそばのおいしいところなので、ぜひ寄っていこう。明日、苗場山に登るために、和田小屋に向かう。






山頂を望む

山頂への登り

山頂

山頂

八海山