大峰山 
関係市町村のホームページから、下記の情報を見ることができる。
天川村役場

アクセス1,
温泉
宿泊・山小屋1,
登山コース


アクセスと山麓の宿

車:東京と名古屋から来る時は、名阪自動車道の針ICで降りる。国道370号線と169号線を経由して、309号線で天川村川合に着く。大阪、京都および奈良方面から来る時は、上部の「アクセス・交通」をご覧ください。天川村か洞川温泉に前泊してから、309号線(行者還林道)を通って、登山口の行者還トンネル西口にある国道の路肩に駐車する。この林道は極端な悪路で、曲がりくねった川迫川沿いに山肌を削ってつけられた道である。
電車・バス:
大阪と京都から近鉄特急に乗って、下市口駅で降りる。奈良バスの洞川温泉、中庵住行きに乗り換えて、天川川合バス停で降りる。タクシーで、行者還トンネル西口に着く。
山麓の宿:
天の川には数軒の旅館、民宿とユースホステルがある。また、バスで登った所にある洞川温泉にも宿泊できる。 天川村と洞川温泉には、キャンプ場もある。山小屋としては、弥山には弥山小屋があり、キャンプ指定地になっている。


登山地図と登山ルート

登山地図 GPS軌跡     鳥瞰図(カシミール3D) 高低図     
 朝日新聞「百名山No.46」本によると、熊野から吉野にかけて走る大峰山の宗教上の主峰は大峯山寺のある山上ヶ岳であるが、八経ヶ岳は最高峰ゆえに百名山登山の対象とされている。

 行者還トンネル西口から登るのが一般的である。西口にある国道の路肩に車を置いて、早朝に出発できれば日帰りが可能である。タクシーを利用して行者還トンネル西口に着いた場合には、弥山小屋に一泊する。弥山小屋から天川川合バス停に尾根を下ることもできる。その時は、下山始め分岐でルートを間違えないように。

 大峰山(八経ヶ岳)と大台ケ原山(日出ヶ岳)を、続けて登ることを勧める。


登山ガイド

アクセスと山麓の宿
 朝8時40分に天川ユースホステルを出発して、309号線(行者還林道)の曲がりくねった川迫川(右側)沿いの細い道を通って、9時20分に行者還トンネル西口に着く。トンネル手前の整地した土砂の駐車場には多くの車が停まっていたが、トンネルに近い場所に車を泊めることができた。途中の行者還林道では、対向車が来たらどこによけたらよいか心配したが、幸いにも細い道で対向車に出会うことはなかった。

2008年4月26日  晴時々曇り
行者還トンネル西口(9:45)――→西口奥駆道出合(10:40)――→

聖者宿跡(11:20 )――→弥山小屋(12:00)――→弥山(12:10,12:15)

――→弥山小屋(12:20)――→八経ガ岳(12:40)――→弥山小屋

(13:10,13:25)
――→聖者宿跡(13:55)――→西口奥駆道出合(14:40)

――→行者還トンネル西口(15:10
                  
        

 9時45分に出発する。小坪谷の橋のたもとから登山道に入る。すぐ小橋をわたって、ところどころにあるシャクナゲの茂る露岩まじりの急坂を登ると、10時40分に奥駆道出合に合流する。左からは行者還岳からの道が合流している。道を右にとり、弥山・八経ガ岳方面に向かう。

 緩やかな起伏のある尾根歩きで、弁天の森、大師像のある聖宝の宿跡まで続き、ここから一気に急坂に転じる。木の階段の続く聖宝八丁と呼ばれる急坂を頑張って登ると、12時に弥山小屋前に出る。小屋前のテーブルは中高年の団体さん(新潟からの三山めぐり)の昼食で賑わっている。それを右手に見て鳥居をくぐって3分登ると、弥山神社に出る。皇太子が登った記念碑があった。

 小屋に戻って、12時20分に八経ヶ岳に向けて出発する。樹林帯の鞍部を越えて両側にオオヤマレンゲの保護柵のある道を扉二つ開けて進むと、20分で頂上に着く。保護柵は鹿の食害を防ぐためである。頂上手前の登山道にはまだ雪が残っている。

 頂上から北西の方向に大台ケ原の連山が望まれる。写真を撮ってから下り始め、13時10分に弥山小屋に戻り昼食をとる。13時25分に下り始め、スピードを上げて15時10分に行者還トンネル西口の駐車場に着く。
15時30分に出発して、明日に登る大台ケ原に向かう。


山頂


聖宝ノ宿跡

弥山小屋

弥山神社

山頂を望む